名古屋市中区大須パーソナルトレーニングジムVisionトレーナーの平澤です♪
今回はダイエットが停滞する原因の主な3つを書いていきます⭐︎
➀生理周期
女性は月経前、プロゲステロンという黄体ホルモンが多く分泌されます。
プロゲステロンが分泌されることにより女性の身体は妊娠する準備をし始めます。
むくみやほてり、イライラが目立ち始めるのですが、この時期には脂肪を貯め込んで身体を守ろうとするため、体重が落ちにくくなります。
体重が減って停滞して、時には増えて、減って停滞してを繰り返す。
大切なのは、この時期にはダイエットは上手くいかないものなのだと、メンタルをコントロールし受け入れてしまうことです(^-^)
あなた自身の努力ではどうにもならないことに不安やイライラを募らせては、メンタルを削られるだけですからね。
②摂取カロリーの過剰な制限
何もしなくても1日に身体が勝手に消費するカロリーを、基礎代謝と呼びます。
基礎代謝と、その日の活動によって消費されるカロリー(活動代謝)を掛け算することにより、必要な摂取カロリーの目安を算出することが出来ます。
摂取カロリーを過剰に制限し、必要摂取カロリーを大きく下回ると、身体は飢餓状態を察知します。
これにより身体は、食事で体内に栄養が吸収されると、飢餓状態が繰り返されないようにと、脂肪として身体にエネルギーを蓄えようとします。
結果として、逆に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
摂取カロリーの過剰な制限を避けるべきもう一つの理由は、恒常性(ホメオスタシス)です。
身体は
暑ければ汗をかいて、体温を元に戻そうとする。
寒ければ身震いして、筋肉を温めて体温を上げようとする。
これを恒常性と言います。
摂取カロリーの過剰な制限により、はじめはみるみる体重が落ちていくでしょう。
しかし恒常性により、摂取カロリーが少ないことにも身体はやがて慣れ始めます。
恒常性が変化するには、およそ2週間要すると言われています。
これにより体重の減少が停滞する。
例えば、痩せるために更に摂取カロリーを減らすとどうなるでしょうか?
体重は減り始めますが、栄養失調や拒食症に陥るのは目に見えているでしょう。
もし現在進行形でこのようなカロリー制限ダイエットをしている方が居たら
少し太ることを覚悟した上で、まずは摂取カロリーを基礎代謝×活動代謝を参考に、元に戻した方がよいでしょう。
そして運動しながら、少しずつ摂取カロリーを減らしていく。この減らしていくペースは、なだらかであればあるほどいいです。
そうすれば、ストレスや不調無く、リバウンドのリスクも限りなく低く、ダイエットをすることが可能になります。
③ストレス
②にも共通する事ですが、例えば空腹の状態が長引くと、身体は低血糖状態になります。
すると、低血糖状態を脱する為に、コルチゾール、グルカゴン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのホルモンが体内に分泌されます。
これにより何が起こるか。
筋肉を分解して糖を生み出し、血糖値を正常値に戻そうとします。これにより代謝が落ち、結果的に太りやすい体質になってしまうのです。
そして、メンタルがストレス下に置かれると、上記と同様の作用が働き、血糖値を上げ気分を高揚させようとします。
これが、ストレスがダイエットの敵と言われる所以の一つです。
自分の身に降りかかる出来事を自分がどう捉えるか。これによりストレスのかかり方は全く異なります。
降りかかる出来事を変えることは出来なくても、出来事の捉え方は自分次第でしょう。
この捉え方の違いは、ダイエットにおいてだけではなく、人生というスケールでプラスにもマイナスにも作用するでしょう。
ダイエット中に体重が停滞する原因を紹介してきましたが
まず覚えておいて頂きたいのは、ダイエットは本来2〜3ヶ月間の短期集中で行うべきものではないということ。
例えば結婚式で綺麗にドレスを着る為に短期間で10kg15kg痩せるなどは別としても、果たしてそれが続けられるでしょうか
ダイエットは、緩やかであればあるほど、体調も崩しにくく、リバウンドもしにくいです。
僕のお客様にはいつもお話していることですが、運動や食事管理は何より「健康」の為に生涯続けていくものです。
これからもそれがたくさんの方に伝わるよう願っております!是非ご参考に(^-^)
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パーソナルトレーニングジムVision
トレーナー 平澤 慶和