こんにちは!トレーナーの神村です。
今日から2月ですね!👹🫘
今回のテーマは【筋肉とアルコール】についてです。
職場の新年会などが開催されているかと思うので、今回はこちらのテーマで!!
1.アルコールが筋肉(身体)に与える影響
①タンパク質合成の阻害
筋肉の成長には、トレーニング後のタンパク質合成が不可欠です。しかし、アルコールを摂取すると、
体内のタンパク質合成が抑制され、筋肉の修復・成長が遅れてしまいます。ある研究では、アルコールを
摂取するとタンパク質合成が最大37%も低下することが示されています。
②テストステロンの低下
テストステロンは筋肉の成長を促す重要なホルモンです。しかし、アルコールはテストステロンの分泌を
抑え、逆に筋肉分解(カタボリック)を促進するコルチゾールの分泌を増やしてしまいます。これにより、
筋肉の維持・成長が妨げられる可能性があります。
③脱水と栄養不足
アルコールには利尿作用があり、体から水分を奪います。筋肉は水分を多く含んでいるため、脱水状態に
なると筋肉のパフォーマンスが低下し、トレーニング効果も半減してしまいます。また、お酒を飲むと
食欲が減退し、必要な栄養素が十分に摂れなくなることも問題です。
④睡眠の質の低下
筋肉の回復には質の高い睡眠が必要です。しかし、アルコールは睡眠の質を低下させ、特に深い眠り
(ノンレム睡眠)が妨げられます。成長ホルモンの分泌は入眠後最初のノンレム睡眠で睡眠全体の約70%が
分泌されると言われています。アルコールにより深い睡眠が取れていないと筋肉の回復が遅れ、
トレーニング質、仕事や生活のパフォーマンスも低下してしまいます。
2.もしアルコールを飲むなら…
実際、トレーニングをしている方でアルコールを多く摂取する方は多く、トレーナーとしては控えて
いただきたいのが本音ですが、仕事のお付き合いなどでどうしてもアルコールを摂取しなければならない
場面はあると考えられます。
その際におすすめなのが以下のアルコールです。
・ハイボール
→カロリーが低く、糖質も少ない
・焼酎(水割りorお湯割り)
→余計な糖質が含まれていない。
お湯割りにすることで身体が温まり、リラックス効果も期待できる
・ウイスキー(ストレートorロック)
→余計な糖質が含まれていない
・赤ワイン
→ポリフェノールが含まれており、適量なら健康にも良いとされている
※ポリフェノールとは食物性食品の色素やアク、苦味などの成分のこと。
細胞や血管を傷つけて肌荒れやしみ、動脈硬化やがんなどの生活習慣病の原因にもなる活性酸素を
消去する優れた抗酸化作用がある
・糖質オフビール
→通常のビールよりもカロリーと糖質が抑えられる
3.アルコールとうまく付き合う(タイミングなど)
トレーニングをしている方なら摂取自体を控えて欲しいですが、タイミングとして毎日飲酒するのではなく、
週1~2回に頻度を抑え、アルコールの種類や量を意識することで筋肉(身体)へのダメージは抑えられると
思います。
またアルコールを摂取する際に、タンパク質を多く含む食事(肉・魚・豆類など)を意識することでも筋肉への
ダメージは抑えられると思います。
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